花婿の来るのがおくれたので、彼らはみな居眠りをして、寝てしまった。
この幻はなお定められたときを待ち、 終りをさして急いでいる。それは偽りではない。 もしおそければ待っておれ。 それは必ず臨む。滞りはしない。
そこでイエスは次の譬を民衆に語り出された、「ある人がぶどう園を造って農夫たちに貸し、長い旅に出た。
もしそれが悪い僕であって、自分の主人は帰りがおそいと心の中で思い、
しかし、もしその僕が、主人の帰りがおそいと心の中で思い、男女の召使たちを打ちたたき、そして食べたり、飲んだりして酔いはじめるならば、
だいぶ時がたってから、これらの僕の主人が帰ってきて、彼らと計算をしはじめた。
身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたけるししのように、食いつくすべきものを求めて歩き回っている。
明らかにされたものは皆、光となるのである。だから、こう書いてある、 「眠っている者よ、起きなさい。 死人のなかから、立ち上がりなさい。 そうすれば、キリストがあなたを照すであろう」。
なお、あなたがたは時を知っているのだから、特に、この事を励まねばならない。すなわち、あなたがたの眠りからさめるべき時が、すでにきている。なぜなら今は、わたしたちの救が、初め信じた時よりも、もっと近づいているからである。
あなたがたに言っておくが、神はすみやかにさばいてくださるであろう。しかし、人の子が来るとき、地上に信仰が見られるであろうか」。
またきてごらんになると、彼らはまた眠っていた。その目が重くなっていたのである。
それから、弟子たちの所にきてごらんになると、彼らが眠っていたので、ペテロに言われた、「あなたがたはそんなに、ひと時もわたしと一緒に目をさましていることが、できなかったのか。
わたしは眠っていたが、心はさめていた。 聞きなさい、わが愛する者が戸をたたいている。 「わが妹、わが愛する者、 わがはと、わが全き者よ、あけてください。 わたしの頭は露でぬれ、 わたしの髪の毛は夜露でぬれている」と言う。
わたしは夜、床の上で、 わが魂の愛する者をたずねた。 わたしは彼をたずねたが、見つからなかった。 わたしは彼を呼んだが、答がなかった。
ただ、わたしが来る時まで、自分の持っているものを堅く保っていなさい。
しかし、思慮深い者たちは、自分たちのあかりと一緒に、入れものの中に油を用意していた。
夜中に、『さあ、花婿だ、迎えに出なさい』と叫ぶ声がした。
民衆はザカリヤを待っていたので、彼が聖所内で暇どっているのを不思議に思っていた。
わたしはすでに着物を脱いだ、 どうしてまた着られようか。 すでに足を洗った、 どうしてまた、よごせようか。